現在(2023年2月)OSS-DB SilverにはVer2.0とVer3.0の2種類の受験方法が混在しています。
どちらを受験すべきかを解説します。
目次
OSS-DB Silverとは
OSS-DB技術者認定試験は、オープンソースデータベース(OSS-DB)に関する技術力と知識を公平かつ厳正に中立的な立場で認定するIT技術者認定試験です。
この試験はOSS-DBのなかでも、特に商用データベースとの連携に優れ、エンタープライズ・システムでも多く活用されている「PostgreSQL」を基準のRDBMSとして採用しています。
注意点として、現在(2023年2月)は
- Ver2.0
- Ver3.0
2種類のOSS-DB Silver試験どちらでも受験できる状況です。
具体的には、
Ver2.0は2023年7月末まで
Ver3.0は2023年2月1日以降ならいつでも
受験できます。
そのため、2023年7月末までに受験を考えている方はどちらを申し込むのか注意する必要があります。
いずれの試験も50問出題されます。
Ver2.0の試験概要/出題範囲
Ver3.0の試験概要/出題範囲
Ver2.0とVer3.0どちらを受験するべきか
タイトルにもある通りVer2.0を受験すべきです。
実際に私もVer2.0を受験して合格しています。
Ver2.0の受験対策をまとめているのでこちらも読んでみてください。
Ver2.0を推す理由は3点あります。
Ver2.0を推す理由①:Ver2.0のほうが難易度が易しいと予想できる
Ver2.0の試験概要ページの学習期間目安には
一般的な学習期間の目安としては2週間~1カ月程度です。
Ver3.0の試験概要ページの学習期間目安には
一般的な学習期間の目安としては、3か月~半年程度です。
と記載されています。
圧倒的にVer2.0のほうが学習期間が短かくて済みます。
ここからわかるように単純に考えてVer3.0のほうが数倍は難易度があがることが予想されます。
Ver2.0を推す理由②:対策がしやすい
Ver2.0は多くの方がこれまで受験されてきて、ネット上でも対策方法が多く出回っていまるので、これらの情報を参考にすることで合格率を上げることができます。
また公式のサンプル問題、問題が掲載されたサイト(Ping-t)、教科書の問題・過去問、など演習のための問題も豊富にそろっています。
Ver2.0を推す理由③:価値が変わらない
Ver2.0でもVer3.0でも同じOSS-DB Silverの資格であることに変わりはありません。
そのため、どちらで合格しても保持している資格は同じです。
ただし新バージョンであるVer3.0の方が時代に合わせた内容になっているので、Ver3.0の学習を通して得られる知識の方がより実務で活かせると言えるでしょう。
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