IT未経験からエンジニアに転職はできるのかな?
あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
私もかつては同じ悩みを抱える社会人1年目でした。
私は社会人2年目に商社の営業からIT企業にプログラマーとして転職した経験があります。
転職を成功させたのだから元からITリテラシーが高かったと思いますよね?
けど実際はITリテラシーはまっっったく高くありませんでしたw
Word、PowerPoint、Excelが何とか触れる程度でした。
そんな私がどのようにエンジニアに転職したのかお伝えいたします!
目次
はじめに:エンジニアに転職するメリット
①エンジニアの需要が増加している
経済産業省が公表しているデータによると2030年までに40万〜80万人のIT人材が不足すると試算しています。
経済産業省では、IT人材の需給モデルを構築し、既存の統計調査等のデータをもとにわが国IT人材数の推計を行った。
その結果、若年層の人口減少に伴って、2019年をピークにIT関連産業への入職者は退職者を下回り、IT人材は減少に向かうと予想されている。
また、IT人材の平均年齢は2030年まで上昇の一途をたどり、高齢化が進展することも予想されている。その一方で、IT需要予測から推計されるIT人材需要との需給ギャップから2030年までのIT人材の不足数を推計すると、労働集約業態となっている日本のIT人材の低生産性を前提とすれば、将来的に40~80万人の規模で不足が生じる懸念があることも試算された。
経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf
このデータからわかる通り少なくとも2030年まではITエンジニアの需要が増加し続けるであろうことがわかります。
②平均年収が高い
厚生労働省が公表しているデータによるとソフトウェア作成者の平均年収が約675万円、システムコンサルタント・設計者の平均年収が約786万円と他の職種と比較して非常に高いことがわかります。※
※賃金構造基本統計調査 / 令和4年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 より企業規模計(1000人以上)の「きまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額」で算出しております。
③自由な働き方ができる
エンジニアリングサービスを提供する会社の中にはフレックスタイムやリモートワークを採用している会社が存在します。
フレックスタイム:労働者が始業・終業時刻を自ら決定できる制度のこと
リモートワーク:会社以外の場所で働くこと
私の転職時の経歴
- 理系(非情報学部)大学学部卒
- 新卒で商社営業1年半
- Word/PowerPoint/Excelが少し使える程度
- ITに関する苦手意識あり
エンジニアを目指した理由
営業の仕事に魅力を感じていなかった時に情報系の大学院の友人がプログラミングをススメてくれました。
ただ、学生・社会人時代ともにプログラミングをしたことがなかったのでプログラミングって何?状態でした。
そんな状態でプログラミングを学習し始めてみたのですがわからないことだらけでした。
しかし、徐々にわかるようになりアプリを作るようになるころにはすっかりハマっていました。
そしてエンジニアとしてアプリを開発したい!と思い立ちエンジニアを目指すようになりました。
どうやってエンジニアに転職したのか
①プログラミング学習
友人から「独学でプログラミングは勉強できるよ!」と聞いていたので、とりあえずググって需要が高そうなJavaの勉強をはじめました。
Javaの学習を始めたはいいものの本当に何もかも分かりませんでした。
プログラミング言語に関してはもちろんITの基礎知識がまったく分かりませんでした。
ここで私は大きなミスを犯してしまいます。
それは、独学で全て学ぼうとしたことです。
当時は「エンジニアは自走できないといけない。」という考えに固執してしまいプログラミングスクールに通いませんでした。
このせいで約半年という膨大な時間を費やしたのにもかかわらず自分がエンジニアとして必要なスキルが身についているのかが判断できませんでした。
それでも何とか転職時に自分の技術力を証明するポートフォリオとしてJavaでAndroidアプリを作成しました。
ただ、ここでも以下のような独学の弊害がでてきました。
- どういった技術を盛り込めばよいか判断できない
- レビューしてもらえない
- エラーが出たときに1人で対処できない→難しい技術を盛り込むことができない
②転職活動
WantedlyというIT企業やスタートアップ企業が中心に求人を出しているサービスを利用し転職活動をスタートしました。
転職サービスを選ぶのに悩むかもしれませんが、
正直なところ求人情報にさえアクセスできればどのサービスを使っても大差ないと私は思います。
転職活動の結果としましては20社ほどに応募して10社ほど書類選考を通過し2社から内定をいただくことができました。
ただし第一志望の企業に入社することは叶いませんでした。
満足のいくポートフォリオを作成できなかったので当たり前の結果です。
運良く第二志望の会社に拾ってもらうことはできましたが、
採用担当の方からは私の技術力ではなくポテンシャルを見て採用したと聞きました。
(ただ、この会社での経験なくして今の私のキャリアは絶対にないのでこの会社で働けたことに心から感謝しています!)
まとめ
私は十分な技術が備わっていない状態でも何とか転職に成功しました。
これは面接がうまくいきポテンシャルを見出してもらえたことが原因です。
実際に私が実践していた面接対策をまとめているので一度読んでみてください!
確実に合格!未経験からITエンジニアに転職するための面接対策
ただ、私が転職活動をしていたのは約5年前です。
プログラミングスクールや多くの学習サービスがあるので当時と比較して現在の求職者の技術レベルは数段上がっています。
ですので、この記事を読んでいるあなたには私のように独学に固執せず、
自己投資と考えてプログラミングスクールに通って欲しいと思います。
私自身プログラミングスクールに通ったことがないので『このスクールが最高です!』とは断言できません。
あなた自身で自分に合ったスクールを探してみてください!
ただ、そんな私ですが「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである の著者 菊本久寿さんの会社が運営されているRUNTEQ(ランテック)はとてもいいサービスを提供されていると思います。
RUNTEQ(ランテック) – 実践型Webエンジニア養成プログラミングスクールYouTubeも運営されているのでぜひ見てみてください!
「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである の内容が気になる方は以下の記事を読んでみてください!
【IT書籍紹介】「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである
最後に、エンジニアは若ければ若いほど価値があります。
つまりこの記事を読んでいる今この瞬間があなたの市場価値が最高の状態です。
あなたがエンジニアへの道に一歩踏み出すきっかけになれればうれしいです!