国家試験「情報処理技術者試験」の新たな試験区分としてH28年度から創設された情報セキュリティマネジメント試験。
そんな情報セキュリティマネジメント試験に1ヶ月で合格しました。
本記事では私の試験までのスケジュール・学習方法を共有いたします。
目次
情報セキュリティマネジメント試験とは
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験です。
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/about.html
試験の概要
R5年度より情報セキュリティマネジメント試験はCBT(Computer Based Testing)方式により、年間を通じて随時実施しております。
- 試験時間:120分
- 出題形式:
- 科目A:多肢選択式(四肢択一)
- 科目B:多肢選択式
- 120分で科目AとBを同時に受験します。
- 出題数:
- 科目A:48問
- 科目B:12問
- 各科目の出題内容
- 科目A
- 重点分野
- 情報セキュリティ全般
- 情報セキュリティ管理
- 情報セキュリティ対策
- 情報セキュリティ関連法規
- 関連分野
- テクノロジ
- マネジメント
- ストラテジ
- 重点分野
- 科目B
- 出題の特色
- 身近な事例をベースにした実践的な出題→現場で直面している事例に即した問題
- 国際・国内標準や公的なガイドラインに基づく出題
- 出題の特色
- 科目A
- 総合評価点:600点(1000点満点)
- 受験手数料:7,500円(消費税込み)
参考:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/outline.html
どのような方が受けるべきか
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/about.html
- 業務で個人情報を取り扱う全ての方
- 業務部門・管理部門で情報管理を担当する全ての方
- 外部委託先に対する情報セキュリティ評価・確認を行う全ての方
- 情報セキュリティ管理の知識・スキルを身に付けたい全ての方
- iパス(ITパスポート試験)合格から、さらにステップアップしたい全ての方
受験の流れ
受験の流れの詳細は受験者専用サイトの『受験の流れ』に記載されています。
受験までの流れ
受験者登録
ID、パスワードを取得しアカウントを作成します。
受験予約
試験会場と受験日を決定します。
当日の流れ
来場時間
試験開始の15分前までに到着します。
受付
本人確認書類が必要となります。
試験会場の入館
会場で準備されているボールペンとメモ用紙が使用できます。
自身のスキル
- 基本情報技術者試験取得済み
- プログラマー歴2年
学習期間
1ヶ月
参考書籍/参考サイト
- 情報セキュリティマネジメント 合格教本
リンク
- 過去問道場
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情報セキュリティマネジメント過去問道場
試験までのスケジュール
- 情報セキュリティマネジメント 合格教本1周:1週間
内容を理解することに注力し暗記は意識せずに読み進めました。
- 過去問道場 直近5年分を3周:3週間
合格教本で得た知識をこのタイミングで記憶に定着させました。
試験結果
765点/1000点
![](https://it-tech-hack.com/wp-content/uploads/2024/05/情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験-マイページ.jpg)
取得してみての感想
基本情報技術者試験よりは数段簡単でした。
ほとんどが暗記で答えられる問題でしたので、過去問道場を通して過去問に十分に取り組めば合格できるはずです!